ひらく - 山桜 feat.初音ミク

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梅雨の雨の中、我が家の庭に一匹のうるさいカエルが迷い込みました。最初は耳障りだな~と思っていたんですが、周りは住宅地で他にカエルはいません。

 

いくら鳴いても、他のカエルにその声が届くことはないのに、それでも懸命に枯れそうな声で鳴き続けるカエルを曲にしました。

歌詞

ノイズをただ奏でたいんだ、この声が続く限り。
ノイズをただ奏でるよ、例え一人きりになっても。

降り続く雨で濁った水面に、映し出された景色が暗く沈んでく。
今自分がどこにいるのかも分からず、ただ暗がりを進んで行くしかなくて。
照らされた一筋の光が対岸に見えた。
だけどそれは決して交わることはないと分かってた。
手探りで同じことを何度も繰り返して、辿り着いた場所は、何も無かった。
もう後戻りもできなくて。

ぐらつく気持ちに飲まれそうになるけど、
でも、この霧が晴れたら明日が見えそうで。
繰り返す同じ毎日が続くのは、分かってたんだけど、それでも夢見てしまい。
ひらいていた一本の山桜の花のように、
誰に気づいて貰える訳でもなく、ただ健気に咲いてた。
遠くに見えた僅かな光が呼んでる気がして、あと少しだけ歌い続けるよ、
もうそれが幻だとしても。